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ファミリー・コンステレーションの視界「セラピストの在り方」クラスご案内

~ 構成的ファシリテーター(セラピスト)の在り方探求 ~
【ファミリー・コンステレーションの視界】


2010年10月31日(日)@フェンススタジオで毎月1回始まります。


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案 内
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日頃、会社の会議やワークショップをリードするファシリテーターとして、パーソンセンタード(来談者中心)な在り方と、ファシリテーターセンタードな在り方のギャップに、私は悩むことがあります。


通常、会社運営やプロジェクトの進行、などのミーティングのほとんどは何かの課題・問題を解決するためになされます。


つまり、目的や目標、方向性があります。


そこで必要とされるのは、現状の問題を上手に引き出し、整理をし、よりよい方向へ現状を改善し、導いてくれるファシリテーターの存在です。


一方で、パーソン・センタード・アプローチ(非構成的アプローチ)では、予め設定された場の目的があるのではなく、その場にいるメンバーによって場が構成されていきます。


このやり方は、メンバー1人1人の気持ちや、居所、考え方などが明確になり、メンバー同士の関係性づくり、深い交流には役立ちます。


しかし、いち早く問題を解決し目標の達成を目的とする、運営サイドからするとおもうような方向性への導きにはなりません。




さてこの場合、どちらかをあきらめて(捨てて)、どちらかを選択すべきなのでしょうか。それともどちらも実現可能なファシリテーターの態度があるのでしょうか。




私らしく、あなたらしく、人間尊重、夢へ向かって、自己実現、という言葉がほんとうに実現する場、組織は存在するのでしょうか。
そもそもこの問い自体が間違いで、「私」や「あなた」や「夢」「自己」という概念の再構築が必要なのでしょうか。


今回、場のリードを担当していただく橋本久仁彦氏は、問題解決を指向しない、非構成的エンカウンターグループのファシリテーターでありながら、個人の切迫した問題を解決に導くセラピストとしての一面も持っています。
一見対立しているようにみえるそれらの側面は、彼の内側ではどのように影響し合い、統合されているのでしょうか。


今回は橋本久仁彦氏のセラピスト(構成的に問題解決へ導く)としての側面からファシリテーターの在り方に迫ってみたいとおもいます。参加者同士のグループ観、人間観について探求し合う場になればと願っています。


では、橋本久仁彦氏からのご挨拶をどうぞ。




               フェンスワークス   田中聡




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今回、フェンスワークスの田中聡氏から、
僕が臨床場面で用いるセラピー技法のうち
セラピストセンタード(場へのセラピストの支配力が強い)
アプローチの一つであるシステミック(ファミリー)コンステレーションを用いてまずその効果を示すこと、


さらにエンカウンターグループに見られる
非構成的なファシリテーション(グループの進め方)と比較して
探求できる場を作ってほしい、との依頼を受けました。




クライエントの内発的な動きを徹底的に尊重する、
カウンセリングやエンカウンターグループ
(パーソン・センタード・アプローチと呼ばれています)と
システミック(ファミリー)・コンステレーションとの大きな違いは、




コンステレーションには、セラピストが既に用意している明確な
診断基準と方法があるということです。




コンステレーションとは「星座」という意味ですが、
ひとたびクライエントとこの技法を使うという治療的合意が
成立した場合、必ず使う方法があり、
それが星座に似ているので名づけられた名前です。




その方法とは、「代理人」の使用です。
グループで行われるコンステレーションでは、その参加者を使って、
クライエントの家族の代理として、場に立てます。




個人面接では、他に参加者がいないので、人形や紙を使って、
やはり代理人として場に配置します。




配置したコンステレーション(置かれた位置関係)を見て
セラピストが既に学んでいる知識(診断体系)に基づいて
「働きかけ」を行います。




その「働きかけ」には、セラピストの直感や経験が加味されるので
それぞれのセラピストによって違いがありますが、
診断して問題を特定するための代理人の使い方と
診断基準、解決仮説はあらかじめ知識として身につけています。




このように代理人を用いた診断と問題解決への手順が
毎回パターンとして同じように現れることが
コンステレーションワークの特徴となっています。




エンカウンターグループは、円になって座るだけで始まり、
ファシリテーターが解決しなければならない問題や
そのために用意した方法がありません。




あとは参加者同士の真剣なやり取りが
グループの方向を決めていきます。
参加者はグループの内容やセッション時間の設定さえも
自分たちで決める自由を保障されています。




対してコンステレーションでは、その方法も、
誰をクライエントとして選ぶかも、セッションの開始や終了時間も、
何を問題の原因として特定するのかも、セラピストが判定します。




クライエントと契約し、問題解決に向かって代理人を
動かしているのはセラピストだからです。




もし、代理人の動きについていくだけで問題が解決する、とか
代理人の感覚の方がセラピストより権威を持つと
考えているコンステレーションワーカー(セラピスト)がいるならば
僕は反対する立場をとります。




それではコックリさんと大して変わらなくなり、
社会的な信頼は得られないと思います。




代理人の動きによって、問題が明らかになり、感動的な解決に至る
場面をみると、不思議なことが起こっているように見え、驚きもしますが実際はセラピストは代理人の動きについての基本的な判断基準をあらかじめ持っているのです。


つまり、インタビュー(問診)→働きかけ(治療的関わり)→解決という流れを毎回定型的に生み出す為には、
明確な治療体系と、判断の枠組みが必要であるということです。



また、このコンステレーションという治療を目的とした技法においてはセラピストとの契約に基づいて、クライエントはそれまで家族にさえ言ったことがないようなプライバシーについての質問を受け、答えなければなりません。



クライエントは、心理的にも社会的にも大変傷つきやすい状況下に置かれると言えます。



ですので、ファシリテーター(セラピスト)は、コンステレーションの場における道義的な厳しい責任を引き受ける必要があり、そのために治療者としての専門的役割を自覚し、場や参加者に対して必要な権威を持つべきであると考えます。




代理人が治療するのではなく、セラピストが治療するのです。




でなければ科学的なセラピーとしては成立せず、
高い治療契約料金を支払うに値しないと思います。




では、エンカウンターグループに支払う対価は
いったい何に対してでしょうか。




エンカウンターグループのファシリテーターが
パーソン・センタード・アプローチが成立するための
3つの態度を身につけると、
非構成的なプロセスに果敢にとどまることができるように
なります。




その結果、
参加者自身やグループ全体に起こるプロセスを
加工せずにありのまま見届けることが可能になり、
ある根本的な法則を発見、目撃するにいたります。




それは、人は何もしなくても、
変わっていくということです。




この発見によってセラピストが技法を離れるとき、
パーソン・センタード・アプローチが成立してきます。




多くの方々にとってこれは少々マニアックな話題ですね。
この続きはクラスが始まってから、関心がある方と共に
考えて行きたいと思います。




さて、上記の僕の見解から、
今回のグループでコンステレーションを行う場合は、
セラピストとしての僕の視点を重視します。




働きかける責任があるのは、
セラピストとしての役割を契約した僕であり、
「働きかけを受ける」という言葉が示すとおり、
クライエントは受動的な位置に置かれます。




また、僕のセラピストとしての目的は、クライエントの問題の解決、もしくは解決への示唆を行うことであって、
そのために必要だと僕が認めた場合にのみ、代理人が感じ取っているエネルギーに働きかけます。




「代理人」自身が愛されたり、敬意を示されたりして満足を求めることには関心がありません。




現在の僕には、それは他人(クライエント)の家族に属するエネルギーを搾取し、寄生する行為であるように見えているからです。



この観察は同時にセラピストとしての僕に対しても
向けられることになります。




この点について厳密であることが僕のコンステレーションワークの特徴のひとつとなります。




そしてこの厳密さが、セラピスト・センタード・アプローチとクライエント(パーソン)・センタード・アプローチ双方のファシリテーターが効果的に働いている時に存在している共通の要素であると思います。




すなわち、これは技法の問題ではなく、ファシリテーターの視力(もしくは態度)の問題であるということです。




自分が今、クライエントや参加者に対して何をしていて、
本当のところ、何を得ようとしているのか、
その場(グループ)に必要な役割を担って職務を果たしているのか、あるいは役割に同一化して自他の区別がつかないまま、寄生しているのか。




これらの視点を参加者に伝え、合意を形成した上で、
僕に見えているコンステレーションというワークの魅力を
お伝えしていきたいと思います。




そして、質疑を行い、ファシリテーターの本質について、
学び合う場を作っていきましょう。




                 PTプロデュース  橋本久仁彦


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(*なお、差し迫った個人的な問題への働きかけを希望される方は、
事前に事務局までお知らせください。)


橋本久仁彦氏の仕事については以下URLよりどうぞ。
http://ptproduce.com/works.html




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日  時
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全10回いずれも日曜日
午前10時~17時30分まで


第 1 回 2010年10月31日
第 2 回 2010年11月28日
第 3 回 2010年12月26日
第 4 回 2010年 1月16日
第 5 回 2011年 2月 6日
第 6 回 2011年 3月27日
第 7 回 2011年 4月10日
第 8 回 2011年 5月 8日
第 9 回  2011年 6月12日
第10 回 2011年 7月10日


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参加費
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■全10回通し参加 
12万円
■各回単発参加
1万5千円


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場 所
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フェンススタジオ@大阪 ( http://ptproduce.com/access.html )


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講  師
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橋本久仁彦(PTProduce http://ptproduce.com )


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申込み
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事務局 フェンスワークス
fencworks2010@gmail.com (担当 橋本 仁美)


申込みの際は、お名前、緊急の連絡先(携帯電話)も合わせてご記入ください。




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fence works フェンスワークス


〒550-0023
大阪市西区千代崎2丁目2-13
TEL・FAX:06-6568-9700
e-mail:fenceworks2010@gmail.com
Blog :http://fence-works.blogspot.com/

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